久々に、症例についてです。上顎前歯部の審美障害で来院された患者様です。
左上の1番は、補綴物(被せもの)が不良で、歯肉の状態も悪く、また、右上の1番目の歯は、色が悪い状態でした。
左上の被せものを、仮歯に変えて、2週間程、ホワイトニングを行いました。
それでも、右上1番目の歯は、白くなったにもかかわらず、他の歯に比べ、明度が暗めであったため、ラミネートベニアで対応する事にしました。ここから、歯肉の状態を見極めながら、形成・印象(歯の型を削って、型取り)に移りました。ここまでに、1ヶ月かかります。
内面の色の確認を行いながら、型と狂いがないかをチェック。
最後にSetになります。
最終まで、3ヶ月かかりました。ここまでくるには、私や衛生士や技工士の力だけではなく、やはり患者様の奇麗になりたいというお気持ちと治療に通われた努力の賜物と思います。本当に頭の下がる思いです。 by院長