昨日、姶良郡三師会(姶良郡医師会、薬剤師会、歯科医師会)の合同学会が行われました。
私は、歯科医師会側の代表で”ビスフォスフォネート治療による顎骨壊死(BRONJ)の現状”というテーマで発表させていただきました。
現在、骨粗鬆症治療等に使用される薬剤ビスフォスフォネート(BP製剤)により、私達歯科医師が通常の外科診療(抜歯、歯周治療、インプラント治療等)で顎骨壊死が起きると言われております。いま、医師側、歯科医師側では、BP製剤を止めて外科治療を行うか、BP製剤を止めずに外科治療を行うか、でガイドラインがないままそれぞれの裁量で治療が行われています。
正直、はやくこのBRONJの発生機序などを解明されて、患者様が安心して治療がなされる様、祈るのみです。
私側からは、歯科医師の口腔内の外科を中心に説明させて頂きました。
有意義な学会となりました。 by 院長